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授業情報/Course information

2025/03/26 現在

時間割番号/Registration No. G6521
授業科目名/Course Title 国際文化論
授業科目名英語/Course Title Intercultural Understanding
担当教員名/Instructor ヤナセ ペーテル
単位数/Credits 2
授業の方法/Type of Class 講義
年度?学期/Semester 2025年度/Academic Year   前期/zenki
曜日?時限/Class Period 火/Tue 7,8
教室/Classrooms 307教室
時間割番号/Registration No. G6521
授業科目名/Course Title 国際文化論
授業科目名英語/Course Title Intercultural Understanding
担当教員名/Instructor ヤナセ ペーテル
単位数/Credits 2
授業の方法/Type of Class 講義
Cuffet項目/Cuffet (学校教育教員養成課程) 2 教科、領域の内容?特性
到達目標/Attainment Target 本授業に真剣に取り組んだ場合、以下のような結果を期待できます。
- 様々な歴史的なトピックについて知識を身につけ、自分で説明できるようになります。
- 現代社会を理解するために不可欠な歴史的な思考力と、疑問が解決するまであきらめず追求する姿勢を身につけます。
- 日本の諸事象を国際社会に配慮した広い視線を持って考える力を身につけます。
- 多角的な視点で物事を見るようになり、国際理解?異文化理解に必要な知識と姿勢を身につけます。
関連する SDGs のゴール
/17 Sustainable Development Goals
4.質の高い教育をみんなに 16.平和と公正をすべての人に
授業の概要/Course Outline  芥川龍之介の「蜘蛛《くも》の糸」の主人公は、「人を殺したり家に火をつけたり、いろいろ悪事を働いた大どろぼう」だが、「いや、いや、これも小さいながら、命のあるものに違いない。その命をむやみにとるということは、いくら何でもかわいそうだ」と考え、蜘蛛を踏み殺さなかったという描写が変だと思いませんか?京都の平安神宮の雰囲気がなんとなくお寺っぽいのを不思議に思ったことがないですか?
 ペリー来航以降、日本は常に国際的な環境の中にありました。そして、現代日本人のアイデンティティは、こうした環境下で奮闘《ふんとう》していた近代の人々の活動の影響を受けながら構築されてきました。その過程において様々な矛盾が生じたが、次第にこれらの矛盾を誰もが気にしなくなってきました。しかし、矛盾が消えたわけではないです。それどころか、現代日本社会と文化に影響を及ぼし続けています。
 本授業では、現代日本の文化と社会に対する理解を深めるため、「宗教」「妖怪」「翻訳」という3つのキーワードに焦点を当てて、近代日本史におけるいくつかの事象や人物を等身大で取り上げ、考察します。
授業計画(内容と方法)
/Course Schedule
授業は原則として、対面にて行うが、資料の配布や課題提出は、MS Teamsにて行うことがあります。
授業は日本語で行うが、受講生が英語を使用していても構いません。
英語の原文資料を閲覧することがあるが、英語能力は必須ではないです。
概ね、以下の内容で授業を進める予定ですが、内容や順番については、進捗状況等によって変更する場合があります。各トピックに関する前提知識が必要はないです。
1.オリエンテーション?民芸という副業
2.江戸文学となった「耳なし芳一」
3.英語教材としての「雪女」
4.平安神宮の創出
5.シカゴ万国宗教会議という知られざるメガイベント
6.禅の世界進出
7.巡り巡って「蜘蛛の糸」
8.翻訳された自由民権思想
9.スペンサーの自由すぎる教育論
10.廃仏毀釈と文化財保護
11.人力車という発明品
12.妖怪博士とコックリさん
13.内村鑑三不敬事件
14.華族と結婚したキリスト教伝道師
15.リフレクション
テキスト、参考図書、教材等
/Textbooks
必要に応じて資料を配布します。

参考資料:
- 大谷栄一他編『増補改訂 近代仏教スタディーズ』法藏館 2023
- 山口輝臣編『はじめての明治史』筑摩書房 2018
- 小林正樹監督『怪談』東映 1965
評価方法/Evaluation 1.宿題の完成度を、事前に提示した目標と照らして評価します。(評価割合:30%)
2.受業への取り組み態度の評価を以下で行います。
 - 授業中に提示した課題の完成度(評価割合:50%)
 - ディスカッションへの積極的な参加の頻度(評価割合:20%)
宿題や課題に使用可能な言語は日本語と英語です。
やむを得ない事情で欠席する場合でも、次回までに予習復習を行わなければなりません。難し場合は、相談してください。
5回以上欠席した場合は、「不可」判定になります。
準備学習?時間等
/Preparation Learning
授業で学んだことを復習し、事前に配布した資料がある場合、それを精読して予習してください。宿題がある場合、それを締め切りまでに完成させてください。毎週の準備学習に必要な時間の目安は60分程度です。
実務経験のある教員等による授業科目
/Courses Taught by Teachers with Practical Experience
受講上の注意,メッセージ等
/Caution,Message
受業の進め方(情報量、話す速度、使用機材や資料など)に関して気になる点があれば、いつでも遠慮なく言ってください。できるだけ要望に対応します。
単語と用語を調べるために、または受業に関するノートを取るためにはパソコン、スマホやタブレットを使用しても構いません。ただし、それ以外の目的での使用は原則禁止とします。
生成AIの使用を禁止とします。
「オブザーバー参加」も可能です。
メールアドレス:yanase.peter.ps@cc.nara-edu.ac.jp
 *勤務形態の都合で、メールの返事には一週間以上時間がかかる場合があります。
オフィスアワーに関しては、乐竞体育_乐竞体育app下载-官方网站のウェブサイトに掲載されている「オフィスアワー一覧」のページを参照してください。
時間割番号/Registration No. G6521
授業科目名/Course Title 国際文化論
授業科目名英語/Course Title Intercultural Understanding
担当教員名/Instructor ヤナセ ペーテル
単位数/Credits 2
授業の方法/Type of Class 講義
No. 回/Time 題目/Title 内容/Contents 方法/Type of class
該当するデータはありません
時間割番号/Registration No. G6521
授業科目名/Course Title 国際文化論
授業科目名英語/Course Title Intercultural Understanding
担当教員名/Instructor ヤナセ ペーテル
単位数/Credits 2
授業の方法/Type of Class 講義
該当するデータはありません

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