協定校交換留学生として本学で研修を受けたJieyun Qiuさんから帰国後の活躍と留学中の振り返りが届きました。
私は、2016年10月~2017年8月まで交換留学生として奈良で勉強しました。中国に帰ってから、家の近くの幼稚園で実習しました。卒業して、今は先生として働いています。毎日子供達と一緒に生活して、楽しいです。
最近は「侘寂の美」という中国語の文章を読みました。その文章は日本の侘び寂び文化を紹介しています。
私は、読んだとき頓宮先生の授業内容を思い出しました。頓宮先生の授業に似ていますね。
しかし、日本にいた時、頓宮先生の授業は難しいと思いました(時々、眠気が来ました)が、その時、「日本の文化は一体なんですか。」という疑問が私の心に生じました。日本の文化はただ文章を読んだだけでは理解ができないと思います。
私は奈良に一年暮らして、色々貴重な体験をし、喜びも悲しみも経験して、確かに日本人と日本文化をもっと深く認識しました。日本の美学と中国は違います。例えば、掃除されて綺麗になった庭は美しくない、庭の中の木を揺らして葉を落とす、というのは侘寂の美です。
一年の体験は足りないですが、「奈良での時間は私の人生の中で今までで一番貴重な体験だ」と思います。
私は奈教大での生活がとても懐かしいです。乐竞体育_乐竞体育app下载-官方网站二年生の時、日本への憧れを持って、日本語をはじめて勉強しました。
三年生の時、人生と未来に色々迷いがあって、その答えを求めるために奈良に来て、奈教大に留学しました。
自分の休暇を取りたい、という気持ちもありました。
「迷った時は、めんどくさい方を、選ぶ」
これは私の信条です。
元々教育学を専攻した私にとって、日本語は一番難しいことでした。でも奈教大の先生はすごく優しかったです。
留学生授業担当の和泉元先生、頓宮先生、学生支援課のスタッフ、学生センターの先生たち、国際交流オフィスのスタッフ、寮の管理人さん、もちろん、一緒に勉強した留学生たちに助けられ、友達を作って、日本語もどんどん上手になりました。
日本の色々な所へも旅行しました。関西はもちろん、関東(東京、横浜)、中国?四国(徳島、高松、広島、倉敷)、沖縄、長野県(スキーのために)、答志島(三重県)、滋賀県(みんなと一緒に修学旅行)...北海道以外(笑)多分全部行きました。
最近は昔の写真を見て、日本の美しい景色(奈良の桜、京都の紅葉、白馬の雪)を思い出します。
今の忙しい社会人の生活を比べて、確かに奈良で生活した一年は、人生の中で一番うれしかった時です。
今、残念なこともあります。それはfacebookやLINEなどここでは使えないので、皆との連絡が取れないことです。