と第3回質問紙調査(8月)の比較におけるα係数で、質問項目のまとまりにおける信頼性が見られた測定尺度である「自己理解?自己管理能力」「人間関係形成?社会形成能力」「課題対応能力」について、それぞれ特徴的なものを、表2に事例1から事例3として取り上げています。各尺度の得点が3点以上増加もしくは減少した者(○が増加、▲が減少)を抽出しました。 表2 振り返りシートの記述 さらに、講座ごとに「講座の内容の理解」「講座の目標の達成」「進路実現への活用」の3項目について、4件法による調査を行いました。図5~図7にあるように、講座の回数を重ねるごとに肯定的な回答の割合は上昇しており、これまでの講座の内容を踏まえて、次回の講座に臨んでいるという意識の高さが見られ、実施した各講座の内容や配列は概ね適切であったと考えられます。
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