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タカチホヘビ(ナミヘビ科)
学名:Achalinus spinalis

全長25〜53cm。
本州・四国・九州・屋久島・種子島ほか,中国大陸東部にも分布。


タカチホヘビ。
 

タカチホヘビの背側。
 背中に1本の筋模様がある。鱗の間に隙間があって皮膚が見えているので乾燥には弱いようだ。夜行性で半地中性のためにあまり人目に付かない。

タカチホヘビの尾下板。
 腹側の肛門よりも後ろの部分の鱗を尾下板(びかばん)という。多くのヘビでは尾下板は鱗が2列に並んでいるので、どこからが尻尾であるのか容易に区別できる。ところが、タカチホヘビでは尾下板は1列になっており、お腹の部分と同じような並び方をしているため、どこから尻尾であるのかわかりづらい。