チチコグサモドキ(父子草擬き)    Gnaphalium pensylvanicum    キク科                          
 4月〜6月にかけて花を咲かせる、熱帯アメリカ原産の帰化植物。大正から昭和の初めに渡来しました。
 全体的に分岐(枝分かれ)せず、茎や葉などに細かい毛が多いので、白っぽく見えます。根元の方とアタマの方であまり茎の太さが違わないようで、見た目「スラッとした」というよりは「ぽてっとした」という感じです。
 
 この写真は花が終わりすでに種子が熟している時期のものです。
 チチコグサモドキはどんどん殖えているようで、現在では在来種のチチコグサよりも外来種のチチコグサモドキのほうがよく見られるようになっているそうです。繁殖力が強いのでしょうか?
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