8月〜11月にかけて花を咲かせ、田んぼのあぜ道や道端や堤防などでよく見ることができます。人の踏み付けがある場所に成育するため、茎、葉、根がとても丈夫で、少し力を入れたぐらいでは引っこ抜くことはできません。
チカラシバと力くらべを一度やってみたのですが、茎が手にめりこみとても痛かったです。私の負けでした。みなさんも「力くらべ」、やってみては?
穂は紫色を帯びていて、形は化学などの実験でよく使う「試験管ブラシ」にそっくりです。種子が熟す時期には、穂は紫色から少し茶色がかってきます。種子には長くかたいのげ(毛のような部分)があり、のげが動物などにささり遠くまで種子が運ばれる仕組みになっています。のげを触ってみてください。ちくちくします。
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