4月〜5月に花を咲かせる落葉低木で、高さ5〜12mくらいになります。原産地は北アメリカ、メキシコです。 
              
             一見、白いのが花弁(花びら)に見えるかもしれません。けれども実は、真ん中の緑色の部分一つ一つが花なのです。花がいくつも集まって一つの花に見えているのです。たくさん花をつけるので、花期には枝が白く見えるほどです。 
              
             果実は真っ赤で、ぷっくりしていてとてもかわいいです。 
             小さな花の一つ一つが果実になるため、数個がまとまって枝の先につきます。秋には赤く色づいた葉と一緒に風景に鮮やかな彩りをそえています。葉が落ちたあとも、枝先には果実が残り、茶色の枝と赤い果実の対比が見ていておもしろいですよ。 
              
             庭木や街路樹として最近増えてきたようで、散歩していてもあちこちの民家で見かけるし、三条通りにも街路樹としてたくさん植えられています。 
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