カイヅカイブキ(貝塚伊吹)   Juniperus chinensis cv. Pyramidalis   ヒノキ科                          

カイヅカイブキの生垣

剪定されていないカイヅカイブキ

鱗片状の葉

鱗片状(りんぺんじょう)の葉のアップ


先祖がえり
 4月に花を咲かせる常緑高木。
 放っておけば、7mくらいに大きくなるが、生垣によく利用され、剪定されるため、普段見られるのはそれほど大きくありません。放っておくと、上にのびながら枝がねじれてきて、炎のような樹形になります。
 カイヅカイブキはイブキ(ビャクシン)の変種が園芸用として改良されたものです。
 学校や公園や街路樹としてよく見かけます。きれいに剪定され刈り込まれているのですが、ときどき針のようにとがった部分が見られます。この現象は「先祖がえり(消えたはずの遺伝形質が再び現れること)」といい、ビャクシンの形質が出てきているのだそうです。
 花は目立たず、緑色です。

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