カンサイタンポポ(関西蒲公英)    Taraxacum jponicum   キク科                          

カンサイタンポポの
アップその1

カンサイタンポポの
アップその2

綿毛

セイヨウタンポポの
アップ
 3月〜5月ころに花を咲かせる多年生草本。群集になり、一度にたくさんの花を咲かせることが多いそうです。
 最近では、セイヨウタンポポにおされ、数が少なくなってきています。
 
 タンポポの若い葉は、てんぷらやおひたしやサラダ菜としても食べることができます。
 根は横に張っているのではなく、縦に長くまっすぐ地中深くまで達しています。根を掘り出し、細かく刻みよく煎ってコーヒーとして飲むこともできるそうです。自然食品として売っていることもあります。

 タンポポには在来種だけで10種以上あるそうです。
 セイヨウタンポポと在来のタンポポとの大きな違いは、総苞と呼ばれる花の下の部分のがくのようなところに見られます。在来種(ここではカンサイタンポポ)は総苞が反り返らないのに対し、セイヨウタンポポは総苞が大きく反り返ります
 一度自分の目で比べてみてほしいですね。
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