カスマグサ      Vicia tetrasperma     マメ科                          

小さな花

果実ができるまで

マメ科の花

マメ科の葉
 4月から5月にかけて薄い紫色の花をさかせます。
 なぜ、「カスマ」グサか??同時期に見られるよく似たものに、カラスノエンドウとスズメノエンドウがあります。カラスノエンドウスズメノエンドウのちょうど間くらいの大きさ、「か」ラスノエンドウと「す」ズメノエンドウの「間」ということで、「かすま」グサと名前がついたそうです。
 実際には、花の大きさはスズメノエンドウよりも少し大きいくらいですが、それぞれを比べると、花の色、実の形で容易に見分けることができます。カスマグサは紫色の花を1〜3個の花をつけるのに対し、スズメノエンドウは白い花を3〜7個つける。果実のマメも、花の数が違うため、個数が違ってきます。
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