4月〜5月に花を咲かせる落葉高木。高さは35mにもなります。人間の手によってつくりだされた交配種(スズカケノキとアメリカスズカケノキをかけあわせたもの)です。
雄花は葉の付け根の方にちょこっとつき、雌花は丸いいがいががぶら下がるようにしてつきます。花は目立たないため、気がつかないことが多のではないでしょうか。
秋には紅葉し、茶色のボール状の種子が熟します。いがいがの一つ一つが種子であり、毛に包まれています。 葉が落ちたあとも、種子は木に残りぶら下がっています。
その様子を鈴がたくさんぶらさがっているように見て「鈴懸け」と名前がついたようです。葉がモミジのようなので「モミジバ」、枝に鈴をかけたような実がなるので「スズカケノキ」といいます。
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