ムラサキツユクサ(紫露草)  Tradescantia spp. ツユクサ科                          



花に寄ってきていた昆虫

紫花種

ピンク花種

白花種
 6月ごろから花を咲かせる北アメリカ原産の園芸植物です。
 紫色のものだけだと思っていたのですが、園芸用に改良され、ピンク色のもの、白色のもの、見つけることはできませんでしたが、花弁が4枚あるもの…といろいろバラエティーに富んでいるようです。
 ツユクサと同様で花期には常に咲いているというイメージなのですが、実は一日花です。つぼみがたくさんあり、順番に次々と咲いているのです。

  ムラサキツユクサは教科書ではおなじみの植物です。
 中学校では葉の裏の表皮をはがして「気孔の観察」、高校では「おしべの毛の原形質流動」や「花粉管の発芽」などに用いられます。

 じっくりと花を見てみましょう。見た目はぱっとしない地味な花だと思うかもしれませんが、おしべの毛はふさふさしていて見事なもので、とってもきれいです。

 
       TOP      植物図鑑メニューへ      木本マップへ