6月から8月にかけ花を咲かせる植物。
花の写真が撮影できなっかたのが残念だが、花はウマノスズクサの生き残り作戦のため、とてもおもしろい形をしています。めしべがおしべよりも先に熟します。花はラッパ状の特異な形をしており、ハエをひきつけ受粉を行います。入り口から奥に入ったハエは、途中の筒状の部分に生えている下向きの硬い毛のため外に出ることができません。もがくハエはめしべに体が触れ、受粉を行います。おしべが熟すと毛が萎え、ハエは外に出ることができるが、体中花粉まみれになっています。花粉まみれのハエはまた違う個体に花粉を運んでいきます。
葉はジャコウアゲハの幼虫のエサとなっています。 |