教育資料館は、我が国の学制発足以降における奈良県下の初等中等教育に関する資料を中心として、教育関係資料の収集及び展示が行われています。また、教職員及び学生による特別展や企画展も開催しています。
1908(明治41)年に陸軍連隊の糧秣(りょうまつ)庫として建築され、本学では附属図書館書庫として使用されたのを始めとして、工作実習室、ついで書類?物品倉庫として使用され、1992(平成4)年に教育資料館に改修されました。また、2018(平成30)年耐震工事に伴いリニューアルされました。
建物の面積 346平方メートル
本学高畑キャンパスの東半分強が新薬師寺の寺地に含まれていたと推定されています。一方、キャンパス北西部には吉備真備の墓といわれている吉備塚古墳があります。平成14~15年度に実施した学術調査において、二基の埋葬施設が確認され、三累環頭大刀、貝装雲珠、挂甲など学術的価値の高い遺物が多数出土しました。この地は,1908(明治41)年に陸軍の駐屯地となり、第二次世界大戦後には米軍の駐屯地として接収された歴史があります。そのため、教育資料館など旧陸軍時代の建造物や遺構も残っています。
歴史的?文化的資料目録