朝休み。2年生の子どもたちが図工の時間につくったトロッコにえんぴつや消しゴムを載せて、とってもうれしそうに引いています。
1枚の画用紙で荷台にあたる箱を作り、ストローと竹ひごで車軸を作り、ペットボトルのキャップをタイヤに。箱にたこ糸をつけて引っぱれば、荷物を載せたトロッコがタイヤをコロコロと回転させて進みます。
平面の画用紙を立体に立ち上がらせたり、タイヤのキャップを回転するようにしたり。そのしくみを考えることにこそ、2年生の子どもたちが「トロッコ」の題材を学ぶねうちがあります。
みんなで考えながら自分の手でいっしょうけんめい作ったトロッコに、子どもたちは心を寄せます。休み時間のトロッコブームは、しばらく続きそうです。