通常学級(児童30人)の子どもたちが、感覚の過敏さ?対人関係の築きにくさ?落ち着きづらさなどのために授業に参加しづらくなったり、学習内容の理解にとても苦労したりする場合があります。そうした場合に、それぞれの困難さにはたらきかけ、集団で学ぶのに必要な力の基礎をつけるために、通級による指導を行っています。
自校の通常学級の子どもを対象に、通級指導教室(通称「学習室」)において、担当教員1人対子ども1~3人という少人数で行います。週に数時間、学級教室から「学習室」に通い、それぞれの学び方に合わせて「できた」「わかった」を経験できるように進めます。
通級指導の対象児は、学級での学習の様子をもとに学校として検討?決定します。子どものニーズに合わせて週当たりの時間数?学習内容を考え、保護者(必要に応じて本人)と合意して進めます。