私(笠次良爾先生)が平成20年に本学へ赴任後、ケガについての相談のため直接研究室を訪ねてくる学生さんが多いことから夏期休暇期間を利用して標記医事相談を開設し、一定数の利用者がありました。しかし後期講義開始後の方が相談される頻度が多く、通年で開設する必要があると判断しました。
前回の案内でも申し上げたとおり、本来患者さんの診察には看護師という、第三者が立ち会う必要があります。本医事相談開設の理由の一つは、第三者が立ち会えない研究室で相談を受け診察を行うのは様々な問題があるので避けたいということにあります。また相談者が多くなると講義準備や研究などの業務に支障を来すため、時間を決めて相談に乗りたいということも理由のひとつです。
さらに本相談開設の一番大きな目的として、教員を目指す学生の皆さんに、学校現場で子ども達がケガをしたり倒れたりしたときにどのように対応するべきか、最低限習得すべき「からだ」についての知識と初期対応の技術を身につけてもらうことが挙げられます。従って「タダで診てもらえる」という感覚ではなく、自分のケガを通して傷害への対応方法を学ぶ場所ととらえて下さい。
(整形外科医、日本整形外科学会認定専門医、日本整形外科学会認定スポーツ医、日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医、日本体育協会公認スポーツ医、日本トライアスロン連合公認初級指導者、日本アンチドーピング機構認定ドーピングコントロールオフィサー)
ただし急な予定が入り休診になることがありますので、事前に保健センターまで問い合わせてください。
ただし予約が空いている場合は予約なしでの受診も可能。
予約は保健センター 電話:0742-27-9138まで
なお不明な点につきましては保健センターまで連絡をお願いします。