シュレーゲルアオガエル(アオガエル科)
学名:Rhacophorus schlegelii
体長:オス3.5〜4cm,メス5〜6cm。
本州・四国・九州に分布。
シュレーゲルアオガエル。
山際の笹藪などにこんな感じでいることがあります。アマガエルやモリアオガエルと色が似ているのですが、アマガエルとは目の後ろの黒い模様がないことや舌の先端の形が違うことで、モリアオガエルとは目の黄色い部分の色合いの違いなどで見分けることができます。
抱接するシュレーゲルアオガエル。
下がメスで上がオス。カエルはだいたいメスの方がオスよりも大きい。目の黄色い部分はモリアオガエルよりも赤みが少ない。
シュレーゲルアオガエルの卵塊。
田んぼの畦や小川の堤に穴を掘ってその中に白い泡状の卵塊を産みます。この卵塊は穴の中の水量が増えたためか流れ出てきてしまったようです。直径10cmの卵塊の中に300〜600個の卵が含まれているそうです。モリアオガエルがこれとよく似た卵塊を樹上に産み付けることは有名ですね。