アメリカセンダングサ(亜米利加栴檀草)   Bidens bipinnata    キク科                          

花のアップの写真

種子の写真

種子のアップの写真
 北アメリカ原産の帰化植物で一年生草本。
 葉が樹木の「センダン」に似ているのでこの名前がついたそうです。日本の「ウコギ」よりも大型であるので、別名「セイタカウコギ」ともいいます。全体的に特に茎が紫色がかっています。
 
 秋に黄色い花を咲かせます。一つに見える花でも、実はたくさんの花が集まっています。真ん中の黄色いところが花の集団です。
 田んぼのあぜや湿ったところを好み、窒素などが多い富栄養化したところ(水質の悪化した川岸など)によく育つので、水質悪化の指標となります。構内では水の流れている溝に生えていました。
 
 私ははじめ、コセンダングサとアメリカセンダングサを同じものと思い込んでいました。幼い頃からコセンダングサの細長い種の方がなじみがあったからなのかなぁ・・・???明らかに花も種子も違うのに・・・。
 
 種子は動物などにくっついて「ひっつき虫」となり、遠くまで運ばれます。気がついたら服についていた!…なんて人も多いのでは?
  
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