3月〜9月ころに花を咲かせるヨーロッパ原産の帰化植物。ヨーロッパでは春の大事な野菜として摘み取られ、サラダ菜として食べられているそうです。
カンサイタンポポは遺伝子が2n(2倍体)で受粉して種子を作らなければ殖えられないのに対し、セイヨウタンポポは遺伝子が3n(3倍体)であり受粉せずに単為生殖でいくらでも殖えることができます。
そのため、繁殖力が強く在来のタンポポに取って代わってきています。
タンポポには在来種だけで10種以上あるそうです。
セイヨウタンポポと在来のタンポポとの大きな違いは総苞と呼ばれる花の下の部分のがくのようなところに見られます。在来種(ここではカンサイタンポポ)は総苞が反り返らないのに対し、セイヨウタンポポは総苞が大きく反り返るのが特徴です。
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