10月29日(水)に奈良教育乐竞体育_乐竞体育app下载-官方网站地学実験室にて、サマースクール2014イン曽爾のDCV発表会を行いました。曽爾で行った科学?数学実験について、成果を発表しました。今後の反省点?感想などさまざまな意見交換をし、ウィンタースクール2015イン曽爾に向けて役立つ貴重な経験をしました。
身近な植物を味覚も使って学んでもらうということで、植物を調理したものを食べながら、植物のからだのつくりについて学ぶということをしました。普段の観察活動に、食べるという活動が加わり児童も楽しそうに取り組んでいる姿が印象的でした。
木に見立てたろ紙に尿素の飽和水溶液をしみこませて尿素の結晶ツリーを作り、尿素と再結晶についての授業を行いました。子どもたちは尿素の結晶がろ紙の表面に少しずつできていく様子をじっくりと観察していました。また、尿素の結晶ができたときの子どもたちの笑顔がとても印象的でした。
江戸時代の数学の教科書である塵劫記の中の有名な数学の問題である「油分け算」を題材にして小学3年生から小学6年生の子供たちに授業をしました。班になり実際に水と容器を使用して考えたのですが、学年差関係なく意見を出し合い、ワークシートも使用しながら様々な水の量をはかることができました。
組み立てた段ボールに穴を空けた"空気砲"を使って授業を行いました。この授業の概要は、空気砲の穴の大きさを変化させることによって、空気砲から出てくる空気の飛距離が変化すること体験することでした。子どもたちは空気砲の実験の中で、自分たちで限界を探るなど、楽しく探求をすることができていました。
昔の天気予報の器具であった天気管を当時の材料を踏襲して作成しました。材料の薬品を身近に感じてもらう為の演示実験や実際に天気によってどのように結晶が変化するのかといった内容を真摯に学ぼうとしてくれる生徒の皆さんの姿勢がとてもありがたかったです。
身近な科学に興味をもってもらうために実験実習を行いました。「砂糖のふしぎ」では、いろいろな種類の砂糖から自分の好みの砂糖を発見したり、砂糖は調理法によっていろいろな姿に変身する性質を学んだりしました。「まほうの粉」では、熱した砂糖水に重曹を加えたり、しそジュースにクエン酸を加えたり、水に重曹とクエン酸を加えたりした時に、液体の色や状態が変化することを学びました。児童は授業に興味津々で、”身近な科学”のおもしろさを感じている様子でした。
和食の基本であるうま味について学ぶため、昆布、かつお節、干しいたけからだしをとってめんつゆを作る実習を行いました。授業時に行ったゼリー(色4種類?香り4種類)の嗜好調査や、うま味カップ(うま味成分が異なる3種類)の嗜好調査では、味は味覚だけではなく五感で味わっていることを実感したり、うま味とはどのような味かを意識して味わったりしている様子でした。
身近な鳥類であるニワトリの解剖を行いました。授業のはじめに「”ささみ”はニワトリのどの部分だろう」と問いかけることで、ニワトリの体に興味をもってもらうようにしました。解剖では、ささみも筋肉の一つであること、筋肉はその働きによって大きさが違うことを確認することができました。
数学的モデリングをする力の育成を目的に授業を行いました。数学的モデリングとは、現実の事象を数学にして、現実事象での解釈、評価を行う一連の流れを指します。今回は特に、現実の事象から数学的モデルを作ること、解釈や評価を行うことに比重をおき、授業を行いました。本授業の1つの特徴として、計算量の多い数学的処理をアプリケーションに任せることで、数学的モデリングにおける解釈、評価を円滑に行うことができる点が挙げられます。実際に授業では、城崎温泉から曾爾まで松葉ガニを運ぶという問題に対して、生徒たちで運送における条件を検討し、運送経路を離散グラフで表わして、アプリケーションを用いて最適な経路を考察しました。
平面図形の面積に関する定理である「ピックの定理」を題材にしました。試行錯誤しながら、公式を自分で発見する感動を味わってもらえたのではないかと思います。