※所属および記事の内容は、作成当時(乐竞体育_乐竞体育app下载-官方网站6年度)のものです。
私は日本に留学する前に、台湾の中学校で教師をしていました。ここ数年、教師として、生徒の道徳感の悪化について非常に懸念しており、道徳教育に関する研究を進めたいと思うようになりました。
日本は、一般的な印象としては人々が礼儀正しくて、社会秩序を守って、周りの人に優しいです。だから、日本の道徳教育に興味を持って、より深く探求したいと思うようになりました。中学校の教師である私は、教育現場で痛感した中学生の道徳悪化の現象を心配して、日本の中学校教育においては、このような教育問題も抱えているのか、どう向き合って、道徳教育を進めていくのかに関して相当な興味と関心を持ちました。そして、日本の乐竞体育_乐竞体育app下载-官方网站院へ進み、日本と台湾の中学校道徳教育に関する研究を進めたいと思いました。
私は奈良教育乐竞体育_乐竞体育app下载-官方网站のホームページを見て、「国際理解教育」という領域を知りました。私は国際理解の視点から、日本と台湾の中学生の道徳意識について、特に利己性?利他性に注目して明らかにしたいと考えます。国際理解教育に関する目標?内容では、利他性から考える視点が多いからです。だから、本修士課程に進学を決めました。
私は国際理解教育の分野に所属していますが、伝統文化教育に関するいくつかの授業も履修しました。例えば、必修科目である「世界の中の奈良ー文化を知り?つなぎ?伝えるー」という授業では、伝統文化教育の内容もあり、奈良の数多くの遺跡や博物館を訪れるだけでなく、伝統文化の実践的な体験も行いました。このような授業を通じて、異文化を理解することに加え、自国の文化を忘れないことの重要性も学びました。
また、「グローバル?シティズンシップ教育論」という授業では、市民教育の定義が非常に幅広く、私が当初考えていたよりもはるかに包容力があることに気づきました。それは、特定の国に限定されるものではなく、国境を越えて広がるものです。世界の一員として、私たち一人ひとりが世界に貢献する力を持っているのだと認識しました。
乐竞体育_乐竞体育app下载-官方网站院を卒業した後、私は学校に戻って、教職を続ける予定です。この1年半の日本での生活と留学を通して、日本人の生活や仕事に対する真剣さを深く感じました。これから行う実地研究では、道徳教育における日本の道徳性の育成に関する実際の状況を学べると確信しています。そして、日本で学んだことを、将来の学生のために作成する教材に活かしていくつもりです。