奥山 永誠さん 国際交流?留学

帰国報告

留学をしようと思ったきっかけは何ですか。また派遣国（協定乐竞体育_乐竞体育app下载-官方网站）を選んだ理由は何ですか。

漠然と海外に行ってみたいという憧れを抱いており、乐竞体育_乐竞体育app下载-官方网站生のうちに留学に行きたいと思っていたため。また、厳しい環境に身を置くことで、成長につなげ ることができると考えたため。

留学までのプロセスを教えてください。（準備を始めた時期や準備した事など）

2回生の後期あたりから TOEIC の対策を始めていた。

滞在方法を教えてください。

学生寮にルームメイトと二人部屋で暮らしていた。

現地での授業時間割を教えてください。

ある一日のタイムテーブルを教えてください。

留学を終えて自分自身で変化したことを教えてください。

挑戦する力が身についたと思う。日本人が一人もいないという環境は、自分自身で行動に移す必要があり、つらい経験も多くあったが、それらの過程をとおして何事にもチャレンジする力を身に付けることができたと思う。また、広い視点を持つことが出来るようになったと思う。
文化や生活習慣、価値観等の違いに触れる中で、日本での日常が当たり前ではないことを知った。海外の良さや日本の良さなど様々な気づきの中で、自分の中の視点は大きく広がったと感じている。特に、様々な物事において、違いそのものに焦点を当てるのではなく、その違いにおける背景に焦点を当てるようになったことが一番の変化であると思う。

帰国後の展望を教えてください。

留学生の大変さ、つらさを感じたと同時に、留学先で積極的に話しかけてくれる現地の学生の存在には非常に助けられたので、日本に来ている留学生のサポートを文化交流を踏まえながら行っていきたいと考えている。また、乐竞体育_乐竞体育app下载-官方网站の留学生のイベント等にも積極的に参加していきたいと思う。

帰国報告（自由レポート）

◎自由レポート タイトル：外の世界からみた日本

私の知り合いには、陽気でおもしろいおじさんがいる。人生経験豊かなおじさんは私にいろんな話をしてくれていた。その中でも私は、海外で体験した話が特に好きであった。その話の中でおじさんは私にこう言っていた。「いいか奥山、まずいいから海外へ行け。言語なんてしゃべれなくてもいいからとりあえず行ってみろ。そして日本を外から見てみろ。」と。この言葉は、留学にあまり興味のなかった私が留学に行くことを決めた一つのきっかけである。

今回の留学は、私にとって初めての海外渡航であり、留学のはじめは日本との違いに驚く毎日であった。ガムの噛んでいる空港の職員や隙間だらけのトイレの個室、バスで電話をする人、右側通行の道路、机の上に足を挙げて座る学生、乐竞体育_乐竞体育app下载-官方网站の図書館にある 24 時間空いているルーム、豊かな表情などなど、挙げればきりがなく、私にとってはすべてが新鮮な体験であった。到着初日にいきなりロストバッゲージに遭い、4 日間ほど手荷物だけで生活していたのも今となっては良い思い出である。これらのすべての体験や感情は、これまでにはないものであった。よく現地でしかわからないことがあるということを聞くがまさにその通りであると感じた。留学中に感じたことを少し述べようと思う。

【授業について】
授業は実際の現地の学生に混ざって受けたが、日本と異なる点が多く見られた。生徒にはイヤホンをしている生徒や足を延ばして崩している生徒、お菓子やハンバーガーを授業中に食べている生徒もいた。教授も机に座りながら授業をしていたりと、日本では授業中としてはよくないとされている態度が多く見られた。一方で、授業中の生徒と教授の会話の場面が非常に多く、また教授が発言を促すと多くの生徒が手を挙げて発言していたりと生徒の授業に取り組む姿勢に驚かされた。授業中のフラットな雰囲気が、このような自由な生徒の発言と教師と生徒の近い距離間での授業に繋がっていると感じた。アメリカの学生は自分の気持ちや考えを説教的に伝えようとする学生が多く、見習わなければならないと感じた。

【歴史、政治について】
私も含め、日本人が歴史や政治に興味を持てていないということを生活の中で感じた。私の友人は食事中によく政治や歴史の話をしていた。○○のときの○○大統領好きなんだよね～とか、メキシコは昔○○があったからな～といった話をよくしていた。時には意見の違いから少しヒートアップしてる様子も見られた。「日本では今移民はどれくらいうけいれているの？移民についてどう思う？」「日本の○○大統領はどんなことしたの？」といった質問を友人から実際に受けた。当初の私はそんなの興味ある人しかわからないよと思っていたが、ほとんどの友人が歴史や政治に興味を持っており、知識も多く持っていた。中には私よりも日本の歴史や政治に詳しい友人もいた。これはツアーに参加したときの日本人のガイドさんが言っていた言葉であるが、日本人は政治や歴史に興味を持たなすぎる。自国の歴史や政治を知ることは、国民として必要なことであり、自国を理解する上で欠かせないことである、ということを言っていた。少し大げさに言うと、アメリカ人はより国民意識が高く、自分が国民の一人であるという自覚が高いのだと感じた。このような自国に対する高い意識や姿勢を感じることができたのは大きな学びであり、もっと政治や歴史に関心を持っていきたいと感じた。

【食に対する価値観について】
食に対する価値観は最も衝撃を受けた出来事の一つである。アメリカでは、食べ物を捨てるという行為に抵抗がない。初めて友人と学食を利用したとき、おいしくなかったら捨てな、ということを言われ驚いた。学食には残飯を入れる用のトレイがあり、皿ごと捨てるというシステムであった。日本の食を大切にするという文化は当たり前ではないということを感じた。この日本の文化は大切にしていきたいと思った。スポーツ交流について。私は保健体育専修であるため、海外の学生とスポーツを通して交流することが出来たことも非常に良い経験であった。アメリカ人の運動に対する全体的な意識の高さには驚いた。体育館に行くといつも多くの学生や職員の方が年齢や運動レベルに関係なく運動に取り組んでいた。現地の学生と一緒にスポーツをして感じたのは、海外の人々はスポーツを純粋に楽しんでいて、それを体で表現していることである。また、スポーツを通した国際交流のすばらしさを感じた。スポーツは英会話力が全くなかった初めのころの私でも楽しむことができ、スポーツに言葉の壁は存在しないことを実際に感じることができた。

今回の留学を通して、自分の目で、実際の生活の中で、文化や生活習慣、価値観など、様々な違いに触れることができた。そこには現地でしか味わえない新しい体験や気づき、感情が多くあった。正直、楽しいことよりもつらいことの方が圧倒的に多かったが、英会話能力の成長を感じた最後の1か月は、純粋に海外での生活楽しむことができ、異文化交流のすばらしさを感じる毎日であった。つらい経験も含めて、充実した留学生活にすることができ、自分自身成長を実感することができている。

おじさんが言っていた、日本を外から見るという言葉。外の世界から日本を見たことで、文化や伝統、思いやりなどの日本の魅力のすばらしさを改めて感じることができた。一方で、政治への関心や人への関心など、日本の改善すべき点も感じることが出来た。また、日本からみたアメリカに対する捉え方、見方も変わったと思う。現地で、海外特有の文化や人の特徴に触れたことで、固定概念や偏見を持つことなく、アメリカの良さや違い、またその違いが生まれる背景などを理解することができていると思う。アメリカ以外にもこのような新たな発見が広がっていると思うので、他の国にも行ってみたいと思う。そして、他の国からの日本も見てみたい。これからも乐竞体育_乐竞体育app下载-官方网站の留学生と交流を深めるなどして、異文化交流を継続して行っていきたいと思う。

留学にかかった費用

留学先： コモンウェルス乐竞体育_乐竞体育app下载-官方网站
留学期間：2024年1月～2024年5月
費用総額：約150万円

留学期間中にかかった費用総額

約150万円

月平均の項目別支出額

?授業料等 奈良教育乐竞体育_乐竞体育app下载-官方网站へ学費を納めた
?宿舎費 85 万 (ミール代込み、1学期分）
?食費 5000 円（外食等）
?交通費 0 円
?学用品／図書 0 円
?衣服費 0 円
?通信費 3000 円 (月5GB の SIM カードを購入)
?教養費 0 円
?雑費 2000 円
?医療費 44000 円 (保険代）
?旅行等 33 万円（ラスベガス、シカゴ、ニューヨーク）

※ 為替レート 1 ドル ＝ 146～158 円

特記事項

その他パスポート、VISA の申請、ワクチンで 10 万円程度かかります

 
キャンパスの様子

　
ビンゴ大会

 
ラスベガス旅行

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