奈良教育乐竞体育_乐竞体育app下载-官方网站で約1年間、短期留学をしている交換留学生、日本語?日本文化研修留学生、教員研修留学生は、日本文化を学ぶプログラムの一環として、三重県鳥羽市にある答志島にて島民とふれ合いながら一泊二日の学習旅行を行いました。
対象となった参加留学生31名は、一週間前に開かれた事前勉強会で答志島の文化などを学び、答志島では島の旅社の島民スタッフ案内のもと、5つの班に分かれて様々な活動を行いました。
1日目は、伊勢志摩地方に多く活動している海女の仕事を知ろうと、答志島の現役海女さんによる仕事紹介を聞きました。想像以上に過酷な仕事に驚くとともに、乱獲を防ぎ水産資源を守るため、その漁法などに厳しいルールがあることなどを知り、これまで島民が長く自然と共存してきた秘訣がいろいろなところに隠されていると感心していました。
2日目は、答志島の入り組んだ集落で地図を持たずに、島民に尋ねながら指定されたポイントを巡る路地裏スタンプラリーを実施し、留学生は各班で相談しながら、これまでに習得した日本語力を実践しながら路地裏を歩きまわっていました。はじめこそ遠慮がちに島民に訪ねていた留学生も、島民と交流するにつれだんだんと慣れ、積極的に店舗などにも入り尋ねる姿が見られました。また、答志島の方言に悪戦苦闘する班もありましたが、最後には方言であいさつするなど、とても充実したラリーとなりました。
事前勉強会で「答志島にはコンビニエンスストアはありません!」と説明を受けたときには、「えっー!」っと不安を顔に出す留学生も多かったですが、有名観光都市ではなく自然とともに暮らす日本の文化、風習に触れることで、また違った日本の「ふるさと」を見つけることができた学習旅行となりました。
答志島までは約30分の船旅
島民に尋ねる留学生
島の小学生に囲まれる留学生
最盛期を迎えたワカメ漁を見学
海女着を試着
富士見台からの眺めは最高でした