12月11日、 本学附属中学校3年生の保健体育科「体育理論」の授業で、保健体育講座の笠次良爾教授が「国際的なスポーツ大会とその役割」の出前授業を行いました。
この授業では、笠次教授がコロナ禍に開催されたTOKYO2020オリンピック?パラリンピックのトライアスロン競技の選手医療責任者やWorld Triathlon Championship Series YOKOHAMAの医療代表として携わった経験を基に、「スポーツを支える立場」の重要性と、オリンピックの3つの価値(Excellence?Friendship?Respect)について生徒たちに語りました。生徒たちは、映像やグループワークを通じて、体育祭(スポーツデイ)や球技大会など自分たちの日常のスポーツ活動にこれらの価値をどう活かすかを考えました。
授業後のアンケートでは、「Friendshipが大切だと気づいた」「体育祭でもRespectを目指したい」など、前向きな意見が多数寄せられ、生徒の96%が「スポーツの価値に対する考え方が深まった」と回答しました。笠次教授の現場経験に基づく授業は、生徒の心にスポーツの新たな可能性を広げるきっかけとなったようです。