修士課程（日本人学生）乐竞体育_乐竞体育app下载-官方网站5年4月入学
※所属および記事の内容は、作成当時(乐竞体育_乐竞体育app下载-官方网站6年度)のものです。
私は現在、奈良県内で市の職員として勤務しており、自身の専門分野を活かして発掘調査など文化財の保存と活用に関する仕事を行っています。1回生の秋前から採用試験に向けて勉強を始め、2回生の4月からは社会人学生という立場で在籍しています。
乐竞体育_乐竞体育app下载-官方网站院進学のきっかけ
私は奈良教育乐竞体育_乐竞体育app下载-官方网站教育乐竞体育_乐竞体育app下载-官方网站に4年間所属したのち、本学乐竞体育_乐竞体育app下载-官方网站院修士課程に進学しました。文化財科学研究室に所属し、文化財を対象とした三次元計測に関する研究を行っています。
＜研究の様子＞
本学に進学を決めた理由は自身の研究を深めたかったからです。
数ある乐竞体育_乐竞体育app下载-官方网站院のなかで奈良教育乐竞体育_乐竞体育app下载-官方网站修士課程を選んだ決め手は、豊かな文化財に囲まれておりフィールドワークを通した学びができること、研究に使用する分析機材が整っているなどの研究環境を重視したことです。また、本専攻は伝統文化教育?国際理解教育専攻であるため、伝統文化に加え、国際理解についての教養を身につけることで、自分の専門分野に関わらず幅広いものごとの考え方が習得できるのではないかと考えました。
専門性を深め、そしてそれらを広く発信するための知識や技能を身につけ成長したいと考えたため、この乐竞体育_乐竞体育app下载-官方网站院に進学しました。
乐竞体育_乐竞体育app下载-官方网站院生活について
修士課程の科目は自分の専門分野以外の必修科目もあるため、授業内容は多岐にわたります。専門分野である文化財に関する科目では、知識だけでなく伝統的技法や分析手法などを学び、より実践的な学びを得ることができています。また、これらの科目の一つに「伝統文化の継承と発信」という授業があり、奈良国立博物館で行われる親子向けワークショップの立案と実施や学内にある教育資料館での展覧会の企画と開催などを行っています。
＜奈良国立博物館でのワークショップ＞
この科目を通して、文化財の活用や公開について考え学び、文化財の教育分野における活用について考える機会になりました。専門分野外では多文化共生やSDGsをテーマとした科目が設置されており、自身の研究を広い視野で捉えることができます。
そして、この修士課程の魅力の一つとして外国人留学生との交流が積極的に行えることが挙げられます。乐竞体育_乐竞体育app下载-官方网站では外国人留学生との交流がほとんどありませんでしたが、乐竞体育_乐竞体育app下载-官方网站院生になってからは、同じ授業を受けるなど外国人留学生に接する機会が格段に増えました。授業内では異なる文化的背景を持つ学生とともに意見交流を行い、授業外ではざっくばらんに日常生活のことを話しています。外国人留学生と接することで、グローバル化が進む社会に関心を持ち、視野がさらに広がりました。
現在は帰宅後や土日の時間の合間を縫って研究を続けています。研究を進めるための十分な時間が確保できているとは言い難いですが、本学には長期履修制度という制度があり、この制度を利用することで時間を有効に活用し、研究を続けることができています。
＜講演会の様子＞
これから乐竞体育_乐竞体育app下载-官方网站院を目指す方へ
修士課程には外国人留学生や仕事と両立している人などさまざまな学生がいます。乐竞体育_乐竞体育app下载-官方网站の皆さんには、卒業後の進路を就職あるいは乐竞体育_乐竞体育app下载-官方网站院進学の二者択一だけではなく、より長い目で見て考えてみてほしいと思います。2年間という時間は思っているよりも短く、時間の使い方は人それぞれです。乐竞体育_乐竞体育app下载-官方网站院で何をしたいのか、そして修了後どのような自分になっていたいかが明確になっていれば、充実した乐竞体育_乐竞体育app下载-官方网站院生生活を送ることができると思います。
